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杉山智子
SUGIYAMA TOMOKO

杉山智子

祥エステートオフィス株式会社 代表取締役

働く女性のための不動産購入応援メディア
「ウーマンエステート」に秘められた想い
若い世代においては、「買う」よりも「借りる」が当たり前。そんな住まいについての感覚がまだまだ一般的な不動産業界に登場した、注目すべきウェブメディアが、働くシングル女性の不動産購入を応援する「ウーマンエステート」だ。運営元である祥エステートオフィス株式会社の杉山智子氏に、同メディアを立ち上げた背景やそこに秘められた想いを聞いた。
杉山智子
シングル女性の不動産購入をサポート

歯科助手から不動産業界に転身し、不動産管理会社やデベロッパーなどに勤めた後、2006年に収益不動産の売買仲介などを行う祥エステートオフィス株式会社を設立。現在は法人として所有する自社ビルを含む10棟に加え、個人でも2棟の収益不動産を所有し、その家賃収入は年間で1億円を超えるという杉山智子氏。これまでに数多くの顧客の相談に応じてきた、まさに不動産による資産形成のスペシャリストである杉山氏が、今年6月に開設したウェブメディアが「ウーマンエステート」だ。

「ウーマンエステートは、働く女性のマンションなどの不動産購入を応援するウェブメディア。初めてのマンション購入から資産をどのように形成したかという私自身の経験をはじめ、女性が不動産を購入する際の悩みを解決するコラム、関東エリアを中心とした女性に人気の町の特徴や不動産相場などを紹介しています。サイトのオープンに併せて、気軽に無料相談ができる公式のLINEアカウントも開設。さらには、実際の物件を見ながら返済・収益のシミュレーションができたり、ご自身の性格からマンション購入の適性診断ができる機能なども備えています」

そう話す杉山氏が、ウーマンエステートを通じて特に背中を押したいのが20〜40代の独身女性。背景にあるのは、杉山氏自らが歩んできた人生であり経験だ。

「私は自ら学費を払いながら高校や専門学校に通い、卒業後は歯科助手として働きました。その頃から母親の面倒は一生見ようと決めていて、そのためにはもっと稼ぐ必要があると考えて実力主義の不動産業界に飛び込んだんです」

男性社会の不動産業界でときには妬みや嫉妬にあいながらも、まさに寝食を忘れるほど仕事に熱中したという杉山氏。「あるとき、大家さんや地主さんの多くが悠々自適に暮らしていることに気がついたんです」と当時を振り返る。

「そこでお仕事でお付き合いのある大家さんや地主さんにお話を聞くと、その方のおじいさんだったりお父さんだったり、決まってご家族やご先祖の誰かが不動産を所有するために頑張ったタイミングがある。そうした不動産があるからこそ、一族の方々はいまもずっと豊かに暮らすことができていたわけです」

杉山智子
20代から始める不動産を通じた資産形成

「私も最初の一歩を踏み出そう」と、杉山氏が初めて不動産を購入したのは29歳のとき。300万円台の年収で組めるギリギリのローンを組んで、新宿御苑前の中古マンションを約2000万円で購入した。

「管理費とローンを合わせた月々の返済額は、当時、住んでいた賃貸マンションの家賃とほぼ同じ約9万円。その翌年に結婚しましたが、そこから2年間は18万9000円、その後は15万2000円で賃貸することができ、ローンの残債がちょうど1050万円になった18年後には2650万円で売却できました」
賃貸収入と売却益を合わせ、この物件から杉山氏が得た現金収益は、税金や諸経費を差し引いてもざっと2500万円以上になる。

「私は当時の年収でも組めるローンを組んで、自分が住むためのマンションを購入しただけ。それだけのことで育休中もずっと10万円近い家賃収入が入り、その後の売却でまとまったお金も手にできました。年収300万円台の私でもできたのだから、きっと誰にだってできるはず。特に、結婚や出産によってキャリアを奪われてしまいがちな独身女性に、そのことを知って欲しいとずっと思い続けてきたんです」

杉山氏は、当時2歳と4歳の二人の娘の子育てと仕事を両立するため、それまで勤めていた不動産会社を退社して祥エステートオフィスを設立した。

「当時から“不動産を通じて女性の幸せを応援したい”という夢は強くもっていました。とはいえ、不動産を購入するお客様は圧倒的に男性が多く、成長過程にある当社が女性にターゲットを絞ることには無理があった。でも、開業から約14年、不動産業界に飛び込んでから25年以上が経ち、個人的にも色々なことをやりきった今なら、叶えられなかった夢にチャレンジできる。そう考えて、今後の人生では不動産購入による資産形成のアドバイスなどを通じ、女性を支援する活動に力を尽くそうと決めたのです」

近年の日本ではようやく共働き世帯が一般的になりつつあるが、結婚や出産を機に自身のキャリアを諦めてしまう女性はまだまだ多い。

「結婚しても旦那さんが一生の暮らしや愛情を保証してくれるわけではありません。自分の人生における決断をいつでも自分の意志でできるように、単身の頃から準備しておくことは大切です。女性が経済的にも精神的にも自立するために有効なのは、生涯に通じた職業をもつことに加え、不動産というもう一つの柱となる資産を持つこと。もちろん、大きな買い物になる不動産購入には、様々な疑問や悩み、怖さもつきものですし、難しく考えている人も多いかもしれません。でもよく考えてみると、マンションは誰もが住むものだから価値がわかりやすく、賃貸物件に住んでいる人なら同じようなマンションを購入した方が月々の支払いが安くなるケースも多々あります」

20代で購入したマンションに住み、結婚後は人に貸し、家族や自分のためのお金が必要になったタイミングで売却して収益を得る。ウーマンエステートでは、そんな理想的な資産形成を実際に行ってきた杉山氏がそのノウハウを惜しみなく伝え、実際の不動産購入や管理までを伴走してくれる。

「私がウーマンエステートを通じていちばん言いたいことは『キャリアを諦めないで』ということ。私の不動産分野での経験や知識を伝えることで、少しでも多くの働く女性をサポートできればと思っています」

杉山智子

祥エステートオフィス株式会社 代表取締役
https://sho-estate.co.jp/
※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。