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逸見宙偉子
HENMI RUIKO

逸見宙偉子

株式会社HEGL 代表取締役

エリートを多数輩出するヘーグル教育が、
人間力を育てるグローバル機関になった理由。
人それぞれがもつ潜在能力を最大限に引き出す教育事業で、日本の人材開発分野を力強く牽引してきた株式会社HEGL(以下、へーグル)。1988年頃から瞬く間に広まった独自の教育法「高次元読み(波動読み)」は幅広い世代から支持を集め、潜在能力開発におけるパイオニアとして多くのメディアでも取り上げられてきた。今では世界12か国に拠点を持つグローバルな教育機関として名を馳せるへーグル。その最前線に迫った。
逸見宙偉子
潜在能力開発を行う「高次元読み」の真価

へーグル教育の対象年齢に制限はなく、幼児から大人まで幅広い世代が講義を受けることができる。これまで受講者の多くは12歳までの子どもがほとんどだったが、最近はその成果を見届けた親たちが「自分も受けてみたい」と受講を希望するケースも増えているという。20代の営業職から某国立大学の教授、医師に至るまで、実に多様なキャリアを持つ大人たちが同教育機関の門を叩いている。

なかでもヘーグル教育の代名詞と言えるのが、「高次元読み」と呼ばれる独自の理論に基づく能力開発法だ。本のページをペラペラと高速でめくり、文字を直接読まずに内容を理解するという一風変わったこの手法は、繰り返し行うことで全脳をバランスよく活性化させ、人の素地力(記憶力、集中力、理解力、思考力、想像力、高速処理能力等)を格段に高めていく。

実際に、受講者の多くが潜在能力の開発を体現し、東京大学やカリフォルニア大学医学部、ジョージア工科大学の首席といったエリートを輩出するなど、目に見える実績を数多く残してきた。能力開発の対象が多岐にわたるため、様々なジャンルのプロフェッショナルが成果を上げることができることも特筆すべき点だろう。

またへーグル教育の大きな特徴は、塾のような教育機関とは一線を画し、学問のみならず人間力までをも高められる教育であるということ。そうした点が国際的にも評価を高め、2015年には世界学術審議会より発表される国際学術グランプリで最優秀理論認定を受賞。2017年には米国ホワイトハウス・トランプ大統領より教育最優秀賞を授与されている。

そんな中、「へーグル教育を確立してから約20年の間に、日本の教育の在り方は大きな変化を遂げてきた」と話すのは、同社の代表取締役である、逸見宙偉子氏。
「とくに昨今は価値観の多様化が顕著に表れ、子どもに対する親の教育方針も様々です。もちろん親が教育熱心であることは良い傾向ですが、世間では過剰すぎる教育も散見されているように感じます」

逸見宙偉子
多様化する時代には、多様化を認める教育を

だからこそ同社の教育は、そうした多様な社会や価値観を認めることから始まる。「一つのやり方で満足するのではなく、子どもの個性や意見はなるべく尊重してあげたい。自分の能力を最大限に発揮してもらい、自分らしく生きていって欲しいですから」と逸見氏。

そのため規制をかけず、決められたレールはあえて引かないのがヘーグル流の教育方針だ。
「子どもは幼児期からちゃんと個性をもっていますし、それを伸ばしてあげることが我々の務め。道徳に反することはしっかりとしつける必要がありますが、それ以外の部分では規制をせず、生まれ持った素地力を高めて人間性の向上も含めて教育し、器の大きな人間を育てることができる教育機関でありたい」と逸見氏は言う。

そうした教育方針は世界中で共感を集め、ここ数年でへーグル教育のグローバル化が加速。
全世界で能力開発教室のFC展開をスタートさせ、2020年現在は日本のほか、マレーシア、オーストラリア、シンガポール、タイ、中国、インドネシア、UAE、台湾、香港、ミャンマー、インドと、世界12カ国にまで拠点を広げた。

逸見氏は海外の講師育成にも力を入れており、年に2回は100名単位の大規模な講義を開催。海外から講師を招待し、実際の授業を見学してもらったり、独自のライセンスを取得してもらうためのノウハウを実践的に学べる場を積極的に設けている。

「HEGLのライセンスを取得して教室を開きたい」という海外からの開設オファーはこれまでに1,000件を超えるが、「しっかりと理論を理解し、共鳴共有できないとライセンス契約は結べない」と逸見氏は厳しい姿勢も見せる。単にお金儲けでヘーグル教育をしようという海外のオーナーもいるため、その見極めには細心の注意を払う必要があるのだと言う。

「この仕事は、一人ひとりの生徒が次のステージに上がった瞬間を見届けられることが最大の喜びだと思います。自信にみなぎる目を見ると、やってよかったと思えます。今後は学校教育の場でも能力開発授業が行われることを願っていますし、いずれは世界各地の恵まれない地域にもへーグル教育を広めていきたい」と逸見氏。子どもの可能性を広めていく活動に全てを捧げる覚悟だ。

今、子どもたちを取り巻く環境は、複雑かつ激しい競争社会の渦中にある。そんな時代だからこそ、「子どもが自分のやりたい事をできる環境と能力を育てたい」というのがヘーグルの願いである。混沌とする社会の中で重要な役割を担う教育分野。へーグルの潜在能力開発事業が、その新たな道標となることを大いに期待したい。

逸見宙偉子

株式会社HEGL 代表取締役
http://www.hegl.co.jp/
※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。