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林賢太郎
HAYASHI KENTAROU

林賢太郎

株式会社アポローン 代表取締役

頑張る人をとことん応援する、
そんな会社であり経営者でいたい。
人材派遣業をメインとするベンチャー企業として創業して以来、飛躍的なスピードで成長を遂げる株式会社アポローン。その成長の源泉となっているのが「人で社会と未来を創る」という同社の理念。企業の成長をともに支えてきた社員への想いや、人にフォーカスした今後の事業の展望などについて、同社の創業者である林賢太郎代表取締役社長に聞いた。
林賢太郎 画像はイメージです。
人を輝かせ、人で社会と未来を創造していく。

2014年の創業以来、インターネット回線やメーカー家電の営業・販売促進に特化した人材派遣業を中心に急成長を続ける株式会社アポローン。林賢太郎社長が「家賃4万円のアパートで社員ふたりからスタートした」と起業時を振り返る同社の社員数は、今年入社する21名の新卒社員を合わせていまや約50名に。得意先には大手携帯キャリアをはじめとする名だたる大企業が名を連ね、人材の派遣先も全国へと広がっている。

住宅関連の企業で販売や営業を経験した後、人材派遣業の会社に転職。自らも派遣社員として現場を経験し、そこで得たノウハウや人脈だけを武器に独立した。そんな林氏が常に口にするのは、顧客や社員をはじめとする周囲への人々への感謝と、“意図を汲み取ることの大切さ”だ。

「人材派遣を行う会社は数多くありますが、その中でも当社を選んでいただけているのは、何よりも優秀な社員たちのおかげです。現場に出ていた頃は私自身が、その場で何を求められているのかを常に考えて動くようにしていましたし、独立後も一人ひとりの取引先の方と話す中で、意図を汲み取ることを大事にしてきました。私自身はそうした小さなことを日々積み重ねてきただけ。会社がここまで成長できたのは、本当に優秀な社員のみなさんの頑張りのおかげだと思っています」

社名のアポローンは「人を輝かせる会社でありたい」との願いを込めて、ギリシャ神話に登場する太陽神から取られたもの。「人で社会と未来を創る」という理念を掲げ、それを実践することを成長の源泉としてきた。

「父が小学生と中学生を対象とした学習塾を経営していて、私も子どもの頃はそこに通って勉強をしていました。ホームページもないような完全にアナログの学習塾ですが、今も地元の保護者の方からの口コミで多くの生徒さんが集まってくれる。塾を卒業して講師になっている先生もおられますし、そんな塾を父の代で終わらせるわけにはいかないなと。現在は学習塾の事業もスタートさせています」

林氏がそう話す通り、2017年には埼玉県越谷市に「武蔵学院 越谷校」も開設。中学や高校受験を目指す生徒を対象に、「わかる・できる」まで追加料金なしで無制限に補習を行うなど、父が培ってきたノウハウを継承した学習塾の運営を行っている。

林賢太郎
それぞれに個性をもつ社員が、より輝ける場所をつくる。

「たとえば派遣先で素晴らしい成績を出してトップセールスで表彰される人もいれば、営業がそんなに得意ではない人も。当社には様々な個性をもつ社員がいますが、私としてはみんながそれぞれに活躍できる場をつくってあげたいと思っています」

そう話す林氏がいま構想しているのが、平日の午前や昼間などは使用しない塾の空き教室を利用した「シニア向けIOT教室」だ。

「私の両親などもそうですが、高齢の方の中にはスマホが使えなかったり、インターネットが怖いというイメージをもっている人が少なくありません。そこで、無料でスマホの使い方を教える教室を開いたり、認知症予防につながる脳トレ講座を開催したり。さらに将来的には、企業とタイアップして健康食品などのシニア向け商品の販促イベントを開いたり、地域の高齢者や地域そのものを元気にする拠点のような場所をつくりたいと考えているんです」

日本のような高齢化社会の抱える問題の一つに、世代間でどんどん大きくなるIT格差がある。今回、同社が取り組む「シニア向けIOT教室」は、そうした社会課題の解決にもつながるうえ、社員たちがショップや家電量販店などの現場で日々蓄積する、スマホやPC、インターネットなどについての専門的な知識をそのまま活かすことができる。

「通信業などを中心とした人材派遣業と学習塾で、どんどんシナジーを出していけるような仕組みを今後も考えたい。他にも、まだ漠然としたアイデアのレベルですが、人自体が広告塔になるようなビジネスだったり、やってみたいことはたくさんあります。そのためにも、まずは今やれることを一つずつ大切にやっていきたいですね」

独自のカリキュラムやビジネスマナー教育の徹底など、会社としても人材育成に力を入れるが、「社長である私も完璧ではありませんし、常に社員のみなさんと一緒に成長したいと強く思っています」と林氏は話す。

創業から現在まで、苦境に立たされたことは何度もあった。でもそこで歯を食いしばって頑張っていると、いつか周囲の人たちが応援してくれるようになり、心強いパートナーたちの輪が広がっていった。

「とことん頑張っている人は、とことん応援したくなるもの。そうして応援してくれる人を増やしていけば、結果的にチャンスが巡ってくる。自分自身がそういう経験をしてきたので、社員の“頑張ろう”という気持ちを引き出すことを大切にすると同時に、頑張る社員をとことん応援する経営者でありたいと思っています」

それぞれの人がもつ無限の可能性に注目し、社会と未来を創る人材を育成・派遣する。AIやITが隆盛を極める現代だからこそ、人にフォーカスした事業を展開する株式会社アポローンに注目したい。

林賢太郎

株式会社アポローン 代表取締役
https://www.apollon-group.co.jp/
※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。