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長渕淳
NAGABUCHI JUN

長渕淳

株式会社ファミリーエージェント 取締役社長

不動産投資の仕組みを知り、納得感のある資産運用を。
エンドユーザー向けの不動産投資コンサルティング事業を行う株式会社ファミリーエージェントは、設立からわずか4年で数多くの実績を残し、急成長を続けている。投資家の間でも注目を集める存在で、開催するセミナーは常に満員御礼。その真価を探った。
長渕淳
答えを教えるのではなく、自分で答えを出せるセミナーを

人生100年時代に突入し、高齢化が進む日本社会では、各人の資産運用に対する注目度が年々高まっている。なかでも不動産投資による資産運用は株式投資などに比べリスクも低く、購入物件によっては高い利回りも期待できることから若年層の間でも注目を集めている。

しかしここ数年は業界へ参入する業者も増えてきており、不正取引や詐欺行為が横行している現状もある。どの業者を通じて投資を行うのかといった選択の幅が広がっているだけに、エンドユーザー側の正確な知識や目利きが求められている時代とも言えるだろう。

そんななか、ファミリーエージェントが注力しているのが正確な知識の伝授だ。同社が行うセミナーでは徹底的に不動産投資の現実を知らしめ、業界のありのままを伝える。そして何よりの強みは、その仕組みを事細かに説明できることだ。「決して甘い世界ではないからこそ、いかにその仕組みを説明し、納得感を得てもらえるかが重要」だと、同社の取締役社長を務める長渕淳氏は声を大にする。


「逆に言えば、仕組みさえ理解できていればやらない理由はなくなります。例えば皆さんは算数を理解しているから1足す1が2だということがわかりますが、そもそも理解していなければ、1足す1が5だと言われればそうだと思い込んでしまうかもしれない。だからこそ我々は答えを教えるセミナーをするのではなく、どの計算式でも答えを導き出せるように不動産投資の仕組み自体をお伝えするセミナーに特化しているんです」

しかし実際には、業界全体でのエンドユーザーに向けた説明はまだまだ足りていないのが現状。不動産投資をよく知らない業者と投資家同士が取引をし、最終的に多くの投資家が損を被っている事例も後を絶たない。「不動産投資をした方の9割が失敗している」と長渕氏が警鐘を鳴らすのも決して大げさな話ではなく、それだけ仕組みを知らない人が多いという現状の裏返しでもある。これは業界にとっても由々しき問題だ。

長渕淳
不動産投資は長期目線ではなく、短期目線で

しかしなぜ、不動産投資を生業とする業者の多くが、そうした仕組みの説明を怠ってしまうのか。
「借入れに対する支払いが行えてさえいれば、病に冒されていても気づくことはありません。つまり不動産投資には損益が表面化しづらい特徴があるんです。そして投資家に対して、人生に長く寄り添ったライフプランを一緒に考えましょうと甘い言葉をかける。長期的な目線で語ることにより、損益の話をぼかしてしまうためです」

確かに不動産投資業者のほとんどは、お客様と長く寄り添うことを謳い文句に、30年単位という長期スパンの収支計算を提出することが一般的。30年かけてローンを完済すれば、30年後には家賃収入が見込めるという予想だが、それはあくまで予想の域を過ぎない。「30年後の金融状況や不動産市場など誰も正確にわかるわけがない」と長渕氏が言うように、長期的目線での提案は不動産投資の本質を逆手に取った、不誠実な提案とも言えるのだ。

そのためファミリーエージェントでは、5年程度の収支計算しか提出しない。例えば老後の経済不安を解消したいのであれば、短期スパンでいかに資産を増やせるかどうかが重要な焦点になるからだ。そして、ある程度正確に予想できる期間の中で投資の是非を問い、損をさせない適正な提案を実現する。それこそが、同社が多くの投資家から信頼を集める理由の一つだろう。

長渕氏が話す不動産投資の仕組みは、知れば知るほどに意味をもつ。同社の若手社員の多くも、そうした仕組みを知るからこそ、20代で2棟の物件を所有する者までいる。何より長渕氏自身も、6棟の物件を所有する不動産オーナーの一人だ。
「私は不動産投資に出会えたことで、自分の人生や仕事が好転していきました。なので不動産投資には感謝しています。後はどうやってその感謝をお客様に還元できるか。そこに全力を注いでいきたい」

ファミリーエージェントが掲げる経営理念は「お客様の利益のために働く会社」。景気や相場に踊らされることなく全員で不動産投資の答えを共有することにより、顧客の利益のために働く集団作りに取り組んでいる。
「正直なところ、お客様の利益を追求することによって我々にも利益が還元されてきました。だから当社では、営業マンにノルマを与えて営業数字で一喜一憂するようなことは一切しないんです」

同社にとって大事なことは営業数字ではなく、お客様の利益を出すための知識や研鑽を積み重ねていくこと。「そして不動産投資で利益を出せる人を一人でも多く増やしたい」というのが長渕氏の理想でもある。今後も高い倫理観をベースに不動産投資業界のさらなるマーケット創造に寄与してもらいたいものだ。

長渕淳

株式会社ファミリーエージェント 取締役社長
http://family-ag.co.jp/
※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。